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ピアノ三重奏曲第1番 作品8

現在私が所有している録音の一覧です。ステレオまたはディジタルのスタジオ録音のCDをデフォルトとして表記し、それ以外の物については“備考”欄に記します。演奏者の名前をクリックすると、その録音についてのコメントを見ることができます。なお、*印による評価は演奏と録音の両方を考慮しており、5点満点です。また、ディスク番号をクリックするとジャケット画像が別ウィンドウに表示されます。

演奏者録音年レーベル番号備考評価
BARTOS TRIO (Galina Danilova (Vn), Csaba Bartos (Vc), Irina Ivanickaia (Pf))1997HungarotonHCD 31780
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BEAUX ARTS TRIO (Daniel Hope (Vn), Antonio Meneses (Vc), Menahem Pressler (Pf))2005Warner2564 62514-2
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CHUNG TRIO (Kyung-Wha Chung (Vn), Myung-Wha Chung (Vc), Myung-Whun Chung (Pf))1988EMICDC 7 49865 2
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CLEMENTI TRIO (Daniel Spektor (Vn), Manuel Gerstner (Vc), Deborah Richards (Pf))1986Largo7243 5 56618 2 1
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COPENHAGEN TRIO (Søren Elbæk (Vn), Troels Svane Hermansen (Vc), Morten Mogensen (Pf))1992Kontrapunkt32131
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FUJITA PIANO TRIO (Arisa Fujita (Vn), Honoka Fujita (Vc), Megumi Fujita (Pf))2006Intim MusikIMCD 104
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GRIEG TRIO (Sølve Sigerland (Vn), Ellen Margrete Flesjø (Vc), Vebjørn Anvik (Pf))1998SimaxPSC 1147
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GUARNERI TRIO PRAGUE (Cenek Pavlík (Vn), Marek Jerie (Vc), Ivan Klánsky (Pf))2001PragaPRD 250 162
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KALICHSTEIN LAREDO ROBINSON TRIO (Jaime Laredo (Vn), Sharon Robinson (Vc), Joseph Kalichstein (Pf))1995-6ArabesqueZ6698
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MOSCOW CONTEMPORARY MUSIC ENSEMBLE (Alexander Melnikov (Vn), Natalia Sabinova (Vc), Victor Yampolisky (Pf))1994TritonMECC-28004
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MOSCOW TRIO (Vladimir Ivanov (Vn), Mikhail Utkin (Vc), Alexander Bonduriansky (Pf))1993Saison RusseRUS 288 088
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MÜNCHNER KLAVIERTRIO (Ilona Then-Bergh (Vn), Gerhard Zank (Vc), Michael Schäfer (Pf))
MD+GL 3334
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OSLO TRIO (Stig Nilsson (Vn), Aage Kvalbein (Vc), Jens Harald Bratlie (Pf))1981-2SimaxPSC 1014
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RACHLIN, Julian (Vn), MAISKY, Mischa (Vc), GOLAN, Itamar (Pf)2006OnyxONYX 4026Live(13 Dec.)*****
SERAPHIN TRIO (Wilhelm F. Walz (Vn), Jörg Metzger (Vc), Arne Torger (Pf))1986ChristophorusCHE 0070-2
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STOCKHOLM ARTS TRIO (Dan Almgren (Vn), Thorleif Thedéen (Vc), Stefan Bojsten (Pf))1995Naxos8.553297
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TRIO BAMBERG (Jewgeni Schuk (Vn), Stephan Gerlinghaus (Vc), Robert Benz (Pf))1998ThorofonCTH 2397
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TRIO FINNICO (Nachum Erlich (Vn), Hannu Kiiski (Vc), Risto Lauriala (Pf))1988FinlandiaFACD 364Finlandia-8573-81969-2*****
TRIO PAIAN (Carl-Magnus Helling (Vn), Marin Smesnoi (Vc), Alexandra Neumann (Pf))2005Coviello ClassicsCOV 50502SACD*****
TRIO WANDERER (Jean-Marc Phillips-Varjabédian (Vn), Raphaël Pidoux (Vc), Vincent Coq (Pf))2003harmonia mundiHMC 901825
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VIENNA PIANO TRIO (Wolfgang Redik (Vn), Marcus Trefny (Vc), Stefan Mendl (Pf))1998NimbusNI 5572
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WIENER SCHUBERT TRIO (Boris Kuschnir (Vn), Martin Hornstein (Vc), Claus-Christian Schuster (Pf))1986PANPAN 170 012LP
ZÜRCHER KLAVIERTRIO (Gabriel Adorján (Vn), Joël Marosi (Vc), Christiane Frucht (Pf))2005Claves50-2605
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Bartos Trio
12'41" 
素朴で若々しい音色と音楽が好ましい。妙に凝ったことをしようとせずに、素直に音楽の流れに身を任せている感じが非常に良い。情熱と抒情とのバランスが十分にとれた好演。
Beaux Arts Trio
13'32" 
個人の確かな技量に基づく安定したアンサンブルはさすが。ただ、音色に艶があまり感じられないのは不満。もう少し甘い抒情を歌い上げてほしいところだ。
Chung Trio
12'12" 
この曲の最高の演奏である。3人の中ではチェロがやや弱いが、この比較はあまりにも酷というもの。実際、チェロに不満を感じることは全くない。キョンファの美しく情熱的なヴァイオリンを、ミョンファのチェロがそっと寄り添いながらも確実に支え、ミョンフンのピアノが二人を大きなスケールで包み込む。リズミカルな部分も叙情的な部分も、これ以上ないくらいに的確に表現し尽くしている。コーダの壮大な歌い上げには、思わず目頭が熱くなる。まさに非の打ち所のない名演。
Clementi Trio
13'40" 
抒情性が前面に出た、甘い演奏。特に問題となる箇所もない代わりに、格別印象的な箇所もない。
Copenhagen Trio
13'32" 
澄んだ美しさをもちながらも線の細さを感じさせない、豊かな振幅を持った好演。若書きの作品というよりは、大曲に臨むような演奏スタイルに違和感を覚えなくもないが、曲の魅力を伝える優れた演奏であることは間違いない。
Fujita Piano Trio
12'49" 
鋭利な肌合いの熱気溢れる演奏。とりわけ硬質なピアノの響きが全体を支配しており、抒情的な流れよりも力感に満ちた推進力の印象が強い。素直な音楽作りは悪くないが、表情がやや直線的で伸びやかさに欠けるのが惜しい。
Grieg Trio
12'53" 
熱気のこもった真摯な演奏。多少音が粗くなるのは惜しいが、余計な色付けの無い素直な仕上がりに好感が持てる。
Guarneri Trio Prague
12'21" 
技術的な問題が特にあるわけではなく、テンポ設定や解釈がおかしいわけでもないのだが、どうも冴えない。作品の持つ若々しい抒情性を表現するには、今一つ伸びやかさに欠けるようだ。
Kalichstein Laredo Robinson Trio
11'57" 
安定した大柄な演奏。ソロイスティックなスタイルには好き嫌いが分かれるかもしれないが、これはこれで悪くない。興味深いのはコーダが通常聴かれるものと異なっていること。使用楽譜等の表記がなく、解説書にも全く触れられていないために詳細は不明。
Moscow Contemporary Music Ensemble
11'12" 
早目のテンポで、やや乾いた感じの仕上がり。この曲の和声やリズムの特徴を丁寧に描き出してはいるが、あまりにあっさりし過ぎているところで好き嫌いが分かれるだろう。個人的には、もう少し抒情的に歌い上げるタイプの演奏が好みだ。
Moscow Trio
10'40" 
かなり早目のテンポでスマートにまとめた演奏だが、ロシア流儀の逞しい音色と線の太い歌い回しのおかげで、全く物足りなさを感じさせない。若々しい情熱のほとばしりを素直に伝えてくれる佳演。
Münchner Klaviertrio
13'06" 
堅実で好感の持てる演奏。取り立ててアピールするような部分はないが、安心して聴くことができる。この演奏を聴いてこの曲を嫌いになることはないだろう。
Oslo Trio
13'34" 
早い部分は安定した演奏で好感が持てるが、緩徐部分に物足りなさが残る。線の細さが、青臭い抒情を魅力的に聴かせるのに妨げとなっている。
J. Rachlin (Vn), M. Maisky (Vc), I. Golan (Pf)
11'33" 
若々しく、時に荒っぽい情熱の迸りが素直に表出されている。緩徐部分でのこれ見よがしな歌に品のなさを感じるとはいえ、余裕を持って見事にまとめられているところに貫禄を感じる。
Seraphin Trio
14'20" 
荒っぽい演奏。勢いに任せた一本調子の演奏は、確かに若き情熱を感じさせると言えなくもないが、抒情的な美しさが犠牲になっているのには納得しかねる。もっとも、技術的な破綻があるわけではないので、うるさいことを言わずに聴き通すことも可能。
Stockholm Arts Trio
13'16" 
少し考えすぎなのか、音楽の流れがあまり良くない。線の細い音色も魅力に欠ける。緩徐部分でチェロのピッチカートがarcoで弾かれているが、どういう理由があるのかさっぱり分からない。
Trio Bamberg
12'47" 
派手さはないが、落ち着いた手堅い演奏で好感が持てる。素直に曲の若々しい響きを楽しむことができる。
Trio Finnico
13'23" 
透き通った美しさを感じさせる佳演。特にピアノが素晴らしい。何より、音楽が自然に流れていくのが良い。ただ、弦楽器の(特に高音域での)癖が気にならなくもない。大した問題ではないが。
Trio Paian
12'57" 
なかなかの秀演。端正に整えられたアンサンブルときれいな音だけでも十分に魅力的ではあるが、自然な高揚感を持った気持ちの良い音楽づくりが特に素晴らしい。
Trio Wanderer
12'24" 
共感に満ちた熱い音楽。若きショスタコーヴィチの抒情を素直に引き出しているのが好ましい。全体に、もう一歩磨きあげた美しさを求めたいところではあるが。
Vienna Piano Trio
12'46" 
非常に美しい名演。よく練られたアンサンブルでこの曲を等身大に描き出し、その美質を余すところなく音化している。緩徐部分の美しさは特筆すべき出来。
Wiener Schubert Trio
12'46" 
Zürcher Klaviertrio
13'44" 
音色はまさしくドイツ流儀のものだが、伸びやかな歌心と素直な高揚感が印象的で、作品と演奏者双方の魅力が存分に発揮された秀演である。

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Last Modified 2015.10.26

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