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弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 作品49

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演奏者録音年レーベル番号備考評価
BEETHOVEN QUARTET (Dmitri Tsyganov, Vasily Shirinsky, Vadim Borisovsky, Sergei Shirinsky)1960TritonMECC-26018Live*****
BEETHOVEN QUARTET (Dmitri Tsyganov, Vasili Shirinsky, Vadim Borisovsky, Sergei Shirinsky)1961Consonance81-3005RCD-16617*****
BORODIN QUARTET (Rostislav Dubinsky, Yaroslav Alexsandrov, Dmitri Shebalin, Valentin Berlinsky)1967ShinsekaiSMK-7525-9LP, Chandos-CHAN10064(4)*****
BORODIN QUARTET (Mikhail Kopelman, Andrei Abramenkov, Dmitri Shebalin, Valentin Berlinsky)1980VictorVICC-40018/23
*****
BORODIN QUARTET (Mikhail Kopelman, Andrei Abramenkov, Dmitri Shebalin, Valentin Berlinsky)1995Teldec4509-98417-2
*****
BORODIN QUARTET (Ruben Aharonian, Sergei Lomovsky, Igor Naidin, Vladimir Balshin)2015Decca478 8205
*****
BRODSKY QUARTET (Michael Thomas, Ian Belton, Paul Cassidy, Jacqueline Thomas)1989TeldecWPCC-3184
****
CAVANI QUARTET (Annie Fullard, Mari Sato, Kirsten Docter, Merry Peckham)1996AzicaACD-71208
***
QUATUOR DANEL (Marc Danel, Gilles Millet, Tony Nys, Guy Danel)2004Fuga LiberaFUG512
****
QUATUOR DEBUSSY (Christophe Collette, Dominique Lonca, Vincent Deprecq, Yannick Callier)2000ArionARN 68534
****
DIMOV QUARTET (Dimo Dimov, Alexandre Thomov, Dimitr Tchilikov, Dimitr Koezv)
ColumbiaOS-2901-HALP. Harmonia Mundi-HMO 34.709 (LP)****
ÉDER QUARTET (György Selmeczi, Péter Szüts, Sándor Papp, György Éder)1994Naxos8.550973
*****
EMERSON QUARTET (Eugene Drucker, Philip Setzer, Lawrence Dutton, David Finckel)1999DG463 284-2Live****
FITZWILLIAM QUARTET (Christopher Rowland, Jonathan Sparey, Alan George, Iaon Davis)1977LondonF00L-29155/60
*****
GABRIELI QUARTET (Kenneth Sillito, Brendan O'Reilly, Ian Jewel, Keith Harvey)1973DeccaSTS 15396LP****
GLAZUNOV QUARTET (Ilya Lukashevsky, Alexsandr Pechnikov, Alexsandr Ryvkin, David Mogilevsky)
USSRLRK 219110"78 rpm.****
GUILET QUARTET1954MGME 3113LP****
JERUSALEM QUARTET (Alexander Pavlovsky, Sergei Bressler, Amichai Gross, Kyril Zlotnikov)2004harmonia mundiHMC 901865
****
KOMITAS QUARTET (Avet Gabrielian, Rafael Vavidian, Heinrich Talalian, Sergei Oslamasian)1955VanguardVRS-6032LP, Angel-35239(LP, Stated as Armenian State Quartet)****
LITHUANIAN STATE PHILHARMONIC SOCIETY QUARTET (Eugeniyus Paulauskas, Korneliya Kalinauskaite, Yuri Fledzhinskas, Mikhail Shenderovas)1960MelodiyaD 06219-20LP****
MANHATTAN QUARTET (Eric Lewis, Roy Lewis, John Dexter, Judith Glyde)1989ESS.A.YCD1007
***
MORGAUA QUARTET (Eiji Arai, Takashi Aoki, Hisashi Ono, Ryoichi Fujimori)1997EMITOCE-9496
****
RASUMOWSKY QUARTET (Dora Bratchkova, Ewgenia Grandjean, Gerhard Müller, Alina Kudelevic)2005OEHMSOC 562
****
RUBIO QUARTET (Dirk Van de Velde, Dirk Van den Hauwe, Marc Sonnaert, Peter Devos)1996GlobeGLO 5157
****
RUBIO QUARTET (Dirk Van de Velde, Dirk Van den Hauwe, Marc Sonnaert, Peter Devos)2002Brilliant6429Brilliant-8128****
SHOSTAKOVICH QUARTET (Andrei Shishlov, Sergei Pishchugin, Alexander Galkovsky, Alexander Korchagin)1981OlympiaOCD 531
****
SHOSTAKOVICH QUARTET (Andrei Shishlov, Sergei Pishchugin, Alexander Galkovsky, Alexander Korchagin)1996SacrambowATCO-1007
****
ST PETERSBURG QUARTET (Alla Aranovskaya, Ilya Teplyakov, Andrei Dogadin, Leonid Shukaev)1994SonySK64584
****
ST PETERSBURG QUARTET (Alla Aranovskaya, Ilya Teplyakov, Alexei Koptev, Leonid Shukaev)2003HyperionCDA67158
*****
STUYVESANT QUARTET
ColumbiaSet X-MX-23112"78 rpm.
TALICH QUARTET (Peter Messiereur, Jan Kvapil, Jan Talich, Evzen Rattay)1976PragaPR 254 042Live(Sept.)****
TALICH QUARTET (Peter Messiereur, Jan Kvapil, Jan Talich, Evzen Rattay)1978Supraphon1111 2484LP****
TANEYEV QUARTET (Vladimir Ovcharek, Grigori Lutsky, Vissarion Soloviev, Iosif Levinzon)1978VictorVICC-40104/9
*****
YORK QUARTET (Max Pollikoff, Jerome Reisler, Spinoza Paeff, L. Arthur Turkisher)
Royale580/112"78 rpm.***
【アイネ・クライネ・シンフォニー 作品49a(R. Barshai編)】
指揮者オーケストラ録音年レーベル番号備考評価
BARSHAI, RudolfMito Chamber Orchestra1995SonySRCR 1675
*****
BARSHAI, RudolfOrchestra Sinfonica di Milano Giuseppe Verdi2005Brilliant8212Live, Brilliant-8128****

Beethoven Quartet
第1楽章: 4'23"
第2楽章: 4'09"
第3楽章: 2'03"
第4楽章: 2'42" 
随所で勢い余りまくっているが(特に第4楽章)、ライヴならではの熱気と作品に対する共感とが漲っている好演。放送録音ながらも当時としてはまともな録音状態で、この団体の美しい音色を堪能することができる。
Beethoven Quartet
第1楽章: 4'36"
第2楽章: 4'21"
第3楽章: 2'08"
第4楽章: 2'53" 
徹底して第一ヴァイオリン主導のバランスと、ポルタンメントを多用する奏法が古めかしいものの、強靭でありながらも繊細な弦の響きは素晴らしい。明るく抒情的なこの作品の雰囲気を実によく表出している。
Borodin Quartet
第1楽章: 4'31"
第2楽章: 4'19"
第3楽章: 1'55"
第4楽章: 2'52" 
洗練された上品な音楽性と、磨き上げられた演奏技術が高い次元で両立しているこの団体ならではの名演。第3、4楽章におけるアンサンブルの鮮やかさに舌を巻く一方で、第1、2楽章ではいかにもドゥビーンスキイ時代らしい温もりに満ちた歌に心を打たれる。
Borodin Quartet
第1楽章: 4'40"
第2楽章: 4'45"
第3楽章: 1'55"
第4楽章: 2'54" 
磨き上げられた技術、輝かしくも芯のある骨太の音色、きびきびとしたリズム感、全てがこの作品にふさわしい。曲の魅力を最も素直に味わうことのできる名演。
Borodin Quartet
第1楽章: 4'17"
第2楽章: 4'22"
第3楽章: 2'00"
第4楽章: 2'53" 
80年代の黄金時代を築いたメンバーによる、最後のショスタコーヴィチ作品の録音。磨き上げられたアンサンブル、作品を完全に手中に収めた自信、いずれも名演の名にふさわしい素晴らしい出来。技術的な精度の高さはもちろんのこと、あらゆる表現が文字通り模範的な仕上がりを見せている。
Borodin Quartet
第1楽章: 4'28"
第2楽章: 4'35"
第3楽章: 2'05"
第4楽章: 3'09" 
このメンバーによるボロディーンQの特質がよく出た演奏で、アハロニャーンの癖のある歌い回しも、ナイディンの不器用な存在感も、作品とよく共鳴している。
Brodsky Quartet
第1楽章: 5'21"
第2楽章: 4'43"
第3楽章: 2'12"
第4楽章: 2'50" 
無難な音楽作りではあるものの、特に第一ヴァイオリンの技量不足が致命的。速い楽章の物足りなさに加えて、第2楽章の歌い回しにもあまりセンスが感じられない。
Cavani Quartet
第1楽章: 4'57"
第2楽章: 5'15"
第3楽章: 2'17"
第4楽章: 3'23" 
ただ野暮ったいだけで、何も光るものの感じられない凡演。演奏技術にも洗練されたところがなく、この作品の美質が全く表出されていない。
Quatuor Danel
第1楽章: 4'54"
第2楽章: 4'55"
第3楽章: 2'10"
第4楽章: 3'11" 
どこか大人びた落ち着きを感じさせるところが面白い。透明な静寂感が印象的で、第2楽章などは、少々くどい気もするものの、深みのある充実した音楽となっている。一方で、第4楽章はおさまりすぎで物足りない。
Quatuor Debussy
第1楽章: 4'25"
第2楽章: 4'57"
第3楽章: 2'01"
第4楽章: 3'03" 
線は細いが、落ち着いた美しさを感じさせる佳演。特に前半楽章が洗練されていて面白い。ロシア臭を求める向きにはやや物足りないだろうが。
Dimov Quartet
第1楽章: 4'52"
第2楽章: 5'25"
第3楽章: 2'01"
第4楽章: 3'07" 
アンサンブルは安定しているが、個々の技量はそれほどでもない。全体に音色が細く、難しいパッセージでは音程が怪しくなる。ただ、曲の穏やかな雰囲気はよく出ている。ところどころ音が違っているが、これは恐らく使用楽譜のミスだろう。
Éder Quartet
第1楽章: 4'16"
第2楽章: 4'37"
第3楽章: 2'25"
第4楽章: 3'19" 
伸びやかな歌心が印象的な美演。鋭さとかショスタコーヴィチらしさは少々後退しているものの、この曲においては特に気にならない。メリハリの利かせ方にややわざとらしさが感じられるのは惜しいが、最良の意味で聴きやすい演奏だといえる。
Emerson Quartet
第1楽章: 3'55"
第2楽章: 3'59"
第3楽章: 2'23"
第4楽章: 3'37" 
スムーズな音楽の運びは悪くないが、音が痩せていることと特に第一ヴァイオリンに不安定感のあることが残念。第4楽章のわざとらしい表情付けも感心しない。
Fitzwilliam Quartet
第1楽章: 5'18"
第2楽章: 4'45"
第3楽章: 2'03"
第4楽章: 3'17" 
静謐感漂う落ち着いた秀演。ロシア臭さが見事に洗練されているところに違和感を覚えなくもないが、丁寧な仕上げを通して普段気づかない美しさが素直に表出されている。
Gabrieli Quartet
第1楽章: 4'00"
第2楽章: 3'55"
第3楽章: 2'06"
第4楽章: 3'07" 
素直で明るい演奏。技術は安定しており、解釈も楽譜に忠実で好感が持てるもの。欲を言えば、もう少し表現に幅の欲しいところだが。
Glazunov Quartet
時間不詳
初演団体による録音。録音年などはわからないが、聴き辛いような音ではない。おっとりとした音楽は少々古めかしいが、まろやかな音色の美しさに気がつくと引き込まれている。技術的にはベートーヴェンQにも劣るだろうが、この響きの魅力はなかなかのもの。全体にテンポは遅いが、これは初演団体とはいえショスタコーヴィチの意図を完全に反映しているとはいえないような気がする。
Guilet Quartet
時間不詳
元NBC響コンサートマスターが率いる四重奏団。MGM録音独特のデッドな響きには好き嫌いが分かれるだろう。演奏自体は何ともそっけなく乾いた感じだが、不思議と曲の雰囲気にはマッチしている。第1楽章の第2主題でチェロが違う音を伸ばしているところがあるが、これは楽譜のせいか?
Jerusalem Quartet
第1楽章: 4'30"
第2楽章: 4'29"
第3楽章: 2'03"
第4楽章: 3'05" 
作品の持つ寛いだ雰囲気よりも、颯爽とした鋭い意欲が押し出された演奏である。第4楽章などは楽しいが、第1楽章や第2楽章では少々やり過ぎに感じられるのが惜しい。
Komitas Quartet
時間不詳
手堅いアンサンブルと、古風な音色がいい感じ。演奏そのものは平凡で、悪くはないが、取り立てて良いと思わせるようなものでもない。
Lithuanian State Philharmonic Society Quartet
時間不詳
しっとりと落ち着いた演奏。テンポ設定や表情付けも自然で、個性的とは言い難いものの好感の持てる仕上がりになっている。ただ、録音のせいか使用楽器のせいかは分からないが、痩せた安っぽい音色が残念。
Manhattan Quartet
第1楽章: 4'19"
第2楽章: 4'35"
第3楽章: 2'20"
第4楽章: 3'32" 
熱気はあるものの、技術の不足が露呈しただけの印象。特に第4楽章は安全運転なのかどうか訳のわからないテンポ設定と、技巧的なパッセージでの頼りなさだけが聴こえてくる。
Morgaua Quartet
第1楽章: 5'09"
第2楽章: 4'52"
第3楽章: 2'15"
第4楽章: 2'56" 
泥臭い表情に好き嫌いは分かれるかもしれないが、思い入れたっぷりの熱気あふれる好演。ライヴのノリがそのまま収録されたような感じ。荒いことは確かだが、うまく波長が合えば思わず引き込まれてしまうような演奏。ただ、終楽章ではどうしても技術的な精度が気になってしまう。
Rasumowsky Quartet
第1楽章: 4'47"
第2楽章: 4'25"
第3楽章: 2'38"
第4楽章: 3'05" 
律儀で明晰なアーティキュレーションが全曲を通して貫かれている。作品の古典的な側面を強調した解釈といえるが、少々窮屈さも感じられる。
Rubio Quartet
第1楽章: 4'30"
第2楽章: 4'47"
第3楽章: 2'06"
第4楽章: 3'09" 
時折趣味の悪いデフォルメもあるが、基本的に無難で平凡な演奏。これといった魅力は感じられない。
Rubio Quartet
第1楽章: 3'57"
第2楽章: 4'43"
第3楽章: 2'12"
第4楽章: 3'03" 
悪くない。衒いのない素直な演奏は、作品のあるべき姿を適切に描き出していると言える。
Shostakovich Quartet
第1楽章: 4'16"
第2楽章: 4'42"
第3楽章: 1'51"
第4楽章: 2'51" 
これといった特徴はないが、落ち着いた安定感のある佳演。若々しく素直な音楽の流れに好感が持てる。
Shostakovich Quartet
第1楽章: 4'28"
第2楽章: 4'41"
第3楽章: 2'00"
第4楽章: 3'10" 
手慣れた感じはするものの、今一つ冴えない。全体に線が細く、部分的には美しいところも多い割に、物足りなさが募る。
St Petersburg Quartet
第1楽章: 3'50"
第2楽章: 4'26"
第3楽章: 1'59"
第4楽章: 3'05" 
技術的にはよくまとまっており、特に問題はない。ロシア流儀の骨太の響きも好ましい。ロシアの伝統に現代の息吹を吹き込んだ演奏、ということになるのだろうが、僕には、心がこもっていないだけのようにしか聴こえない。
St Petersburg Quartet
第1楽章: 4'01"
第2楽章: 4'32"
第3楽章: 2'01"
第4楽章: 3'10" 
旧盤と比較すると、音楽内容に格段の進歩が認められる。地に足のついた丁寧な音楽作りには、非常に感心する。軽やかな音楽には余裕すら感じられる。
Stuyvesant Quartet
時間不詳
Talich Quartet
第1楽章: 3'57"
第2楽章: 4'30"
第3楽章: 2'01"
第4楽章: 2'57" 
手堅く、熟達したアンサンブルが聴かれる。典型的な旧チェコスロヴァキアの団体の音なので、好きな人にはたまらないだろう。ショスタコーヴィチらしい鋭さには不足するが、安心して聴くことのできるしっとりとした優美な音楽である。
Talich Quartet
第1楽章: 4'00"
第2楽章: 4'40"
第3楽章: 2'05"
第4楽章: 3'00" 
Praga盤と同時期の録音だが、同一録音の可能性が捨てきれない。当然ながら、演奏内容は同一と言って差し支えないものである。
Taneyev Quartet
第1楽章: 4'42"
第2楽章: 4'33"
第3楽章: 1'58"
第4楽章: 3'00" 
若々しく、覇気に満ちた賑やかな音楽が楽しい。引き締まったリズムと抒情的な歌の両方が十分に満たされており、模範的な解釈といえるだろう。ただ、特に終楽章で技術的な粗さが目立つのが惜しい。
York Quartet
時間不詳
1950年代前半の録音のようだが、盤の状態のせいかノイズが多く、音も全体に痩せ気味。引き締まった、新古典主義的な演奏。技術的な不満は感じないが(第4楽章は結構危なっかしいが)、もう少し音楽に潤いがあっても良いと思う。第3楽章の主部を繰り返しているのは、そういう楽譜があったのか、演奏者が独自に補ったのか、録音エンジニアが勘違いしたのか、よくわからない。
R. Barshai/水戸室内管弦楽団
第1楽章: 4'49"
第2楽章: 5'06"
第3楽章: 2'29"
第4楽章: 3'14" 
非常に鮮やかな演奏。切味の良さ、音色の美しさ、いずれをとっても一級品である。編曲そのものにも起因するのだろうが、原曲とほぼ同じような印象で聴き通すことができる。弦楽合奏ならではのスケール感よりは、原曲の持つ雰囲気を大切に、オーケストラの高い機能性を存分に発揮した演奏といえよう。
R. Barshai/Orchestra Sinfonica di Milano Giuseppe Verdi
第1楽章: 4'22"
第2楽章: 4'53"
第3楽章: 2'44"
第4楽章: 3'31" 
まず、どうにもぼやけた録音に不満が残る。そして、そのぼやけた印象は演奏そのものにも当てはまる。室内オーケストラではなく、普通のオーケストラということで、バルシャイならではの凝集した響きへの志向が実現されていないように感じられる。こうした外向的な響きの印象には、アンサンブルの精度がいまひとつであることも少なからず影響している。バルシャイの音楽作り自体は、ショスタコーヴィチ作品の劇性と響きをよく理解した模範的なもの。それだけに、物足りなさが残る。

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Last Modified 2016.07.08

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