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劇音楽

現在私が所有している録音の一覧です。ステレオまたはディジタルのスタジオ録音のCDをデフォルトとして表記し、それ以外の物については“備考”欄に記します。演奏者の名前をクリックすると、その録音についてのコメントを見ることができます。なお、*印による評価は演奏と録音の両方を考慮しており、5点満点です。また、ディスク番号をクリックするとジャケット画像が別ウィンドウに表示されます。


劇音楽「南京虫」作品19

指揮者オーケストラ録音年レーベル番号備考評価
ROZHDESTVENSKY, GennadyUSSR Ministry of Culture Symphony Orchestra1985BMG-Melodiya74321 59058 2Melodiya-MCD 008(No. 5 only.), Melodiya-SM-1607(MT), Venezia-CDVE03220****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by composer(Nos. 3 - 6) and Lev Solin(Nos. 1, 2, and 7).****
VIARDO, Vladimir (Pf)1984-6MelodiyaC10 28379 002LP, ‘Intermezzo’ (No. 5).****
WIKSTRÖM, Inger (Pf)1981BluebellBELL 126LP, ‘Foxtrot’, ‘Waltz’, and ‘Galop’ (Nos. 3, 4, and 2).****

G. Rozhdestvensky/USSR Ministry of Culture Symphony Orchestra
I: 2'06" II:   III:   IV:   V: 3'36" VI: 2'30" VII: 1'55" 
奇妙な曲想が生かされた演奏。音色が曲にマッチしているのが心地好い。
R. Hayroudinoff (Pf)
I: 3'45" II: 2'43" III: 1'18" IV: 2'58" V: 3'15" VI: 2'11" VII: 2'50" 
安心して聴くことのできる楽しい演奏。特筆するような特徴はないが、雰囲気は悪くない。
V. Viardo (Pf)
I:   II:   III:   IV:   V: 3'11" VI:   VII:   
颯爽とした活きの良い演奏。
I. Wikström (Pf)
I:   II: 2'07" III: 1'40" IV: 1'54" V:   VI:   VII:   
取り立てて個性を感じさせるわけではないが、センスのよい素直な仕上げに好感が持てる。作品の楽しさを十分に味わうことのできる佳演。

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劇音楽「支配せよ、ブリタリア!」作品28

指揮者オーケストラ合唱録音年レーベル番号備考評価
FITZ-GERALD, MarkPolish National Radio Symphony OrchestraCamerata Silesia (Artistic Director: Anna Szostak)2008Naxos8.572138Score reconstruction by Mark Fitz-Gerald.*****

M. Fitz-Gerald/Polish National Radio Symphony Orchestra etc.
Total Time: 8'45" 
合唱付きのフル・オーケストラ編成による6曲から成る。フィッツ=ジェラルドがスコアを復元したもので、どこまでがショスタコーヴィチ自身の手によるものかよく分からないが、同時期の舞台用音楽と似た作風である。演奏も、適度な華やかさを持った楽しいもの。

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劇音楽「条件つきの死者」作品31

指揮者オーケストラ録音年レーベル番号備考評価
FEDOSEYEV, VladimirMoscow Radio Symphony Orchestra2000Saison RusseRUS 288 170Nos. 3, 4, 5, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 18, and 19.*****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by composer. ‘The field’, ‘Polka’, ‘The flight of angels’, ‘Jugglers’, ‘Dance’, and ‘Bacchanalia’.****
WIKSTRÖM, Inger (Pf)1981BluebellBELL 126LP, ‘Jugglers’ (No. 4) only.****
【組曲(G. McBurney編)】
ELDER, MarkCity of Birmingham Symphony Orchestra1992United88001 CD
****
PONKIN, VladimirOrchestra of the Republican Guard2002MandalaMAN 5039Live(16 Jan.) ‘Overture’ and ‘Petrushka - Archangel Gabriel’.****

V. Fedoseyev/Moscow Radio Symphony Orchestra
I: 2'00" II:   III: 1'30" IV: 2'00" V:   VI:   VII:   VIII: 3'55" IX - X: 1'08"
XI:   XII:   XIII: 3'31" XIV: 3'10" XV: 0'52" XVI: 1'17" XVII: 2'29" XVIII: 4'45" XIX: 4'12" 
卓越した技術に裏打ちされたオーケストラの贅沢な響きが印象的な名演。勢いの良さが作品の特質を素直に描き出しており、ショスタコーヴィチによるものとしては決して第一級とまでは言えないこの作品を十二分に聴かせる。全曲ではないものの、楽しく鑑賞できる曲は概ね収録されているので特に不満はない。
R. Hayroudinoff (Pf)
I: 1'36" II: 1'27" III:   IV: 1'42" V: 1'23" VI:   VII:   VIII:   IX:   X:  
XI:   XII:   XIII:   XIV:   XV:   XVI:   XVII:   XVIII:   XIX: 1'16" March: 1'46"
無難な仕上がり。不満無く楽しく聴くことができる。
I. Wikström (Pf)
I:   II:   III:   IV:   V:   VI:   VII:   VIII:   IX:   X:  
XI:   XII: 1'33" XIII:   XIV:   XV:   XVI:   XVII:   XVIII:   XIX:   
生きのよいリズムが心地よい。作品の持ち味を十分に引き出している。
M. Elder/City of Birmingham Symphony Orchestra
I: 1'42" II: 1'33" III: 1'02" IV: 1'51" V: 1'19" VI: 1'02" VII: 3'19" VIII: 4'44" IX: 0'12" X: 1'13"
XI: 1'01" XII: 1'33" XIII: 2'30" XIV: 2'21" XV: 1'25" XVI: 1'26" XVII: 1'51" XVIII: 3'32" XIX: 3'44" 
March(No. 12): 1'41" The Arrival of the Lorry(No. 19): 0'17" 
完全にオリジナルな形での復元ではないが、他の作品で使われている旋律が随所に散りばめられているのを聴き取っていくのは、なかなか楽しい。オーケストレイションはそれなりに初期ショスタコーヴィチの雰囲気を出しているが、やはりところどころで平凡な響きになっているのが惜しい。演奏自体もあまりメリハリのない平板なものであるが、資料として考えるならば十分評価できる。
V. Ponkin/Orchestra of the Republican Guard
Petrushka & The Archangel Gabriel's Number(X & XVII): 4'20" Overture & Destruction of the City: 5'40"
生真面目な割りにオーケストラがそれほど上手ではないため、アラが目立つ。作品の雰囲気は無難に伝わる。“Overture & Destruction of the City”は、新たに発見されたオリジナル・スコアからのものということだが、序曲はバレエ「ボルト」の序曲とほぼ同一である。

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劇音楽「ハムレット」作品32

指揮者オーケストラ独唱者録音年レーベル番号備考評価
ELDER, MarkCity of Birmingham Symphony OrchestraRomanova, Nina (Ms), WILSON-JOHSON, David (Br)1994CALACACD1021
****
PLETNEV, MikhailRussian National Orchestra2008PentaTonePTC 5186 331‘Introduction and Night Watch’, ‘Dinner Music’, ‘Dance Music’, ‘The Hunt’, ‘Monologue of Claudius’, ‘Musical Pantomime’, ‘Lullaby’, ‘Requiem’, ‘Signals of Fortinbras’, and , ‘March of Fortinbras’.****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by composer(‘The Hunt’) and Lev Solin(others). ‘Lullaby’, ‘The player's pantomime’, ‘Dead March’, ‘Gigue’, ‘March of Fortinbras’, ‘The Hunt’, ‘Night Watch’, and ‘Dance Music’.****
SEROV, Yuri (Pf)SHKIRTIL, Liudmila (MS)2002DelosDE 3309‘Ophelia's Songs’.****
【組曲 作品32a】
指揮者オーケストラ録音年レーベル番号備考評価
FIEDLER, ArthurBoston Pops Orchestra1968BMG09026-63308-2
*****
JÄRVI, NeemeGothenburg Symphony Orchestra1989DGPOCG-1424
*****
MESTER, JorgeLouisville Orchestra
Louisville First Edition RecordsLS 683LP. Order of the numbers rearranged: Nos. 1, 3, 12, 2, 5, 6, 7, 9, 13, 10, 11, 8, and 4.****
ROZHDESTVENSKY, GennadyMoscow Philharmonic Orchestra1961EMIASD 3381LP, Venezia-CDVE03220*****
SEROV, EduardLeningrad Chamber Orchestra
MelodiyaMCD 131Melodiya-MCD 008(No. 13 only), Melodiya-C 10 22365 004(LP), Manchester-CDMAN129*****
【1954年版】
ELDER, MarkCity of Birmingham Symphony Orchestra1994CALACACD1021
****
PLETNEV, MikhailRussian National Orchestra2008PentaTonePTC 5186 331‘Jig’.
GERHARDT, Alban (Vc)OSBORNE, Steven (Pf)2005HyperionCDA67534‘Jig’ only. Arr. by Juozas Chelkauskas.****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907‘Jig’ only.****

M. Elder/City of Birmingham Symphony Orchestra
Act I: 9'27" Act II: 5'13" Act III: 10'03" Act IV: 10'43" Act V: 9'30" 
組曲ではなく、作曲された5幕分全ての曲が収録されている。その意味でも非常に価値があるし、演奏もソツなくきれいにまとめられている。ただ、組曲に収録された曲を他の演奏と比較すると、これといった特徴がないのも事実。
M. Pletnev/Russian National Orchestra
Total Time: 17'04"
初期の才気走った作品にもかかわらず、晩年の交響曲と同種の幻想性と妖艶さを漂わせた解釈が興味深い。技術的な完成度は十分に満足できる水準である。
R. Hayroudinoff (Pf)
I: 2'18 II: 2'03" III: 2'05" IV: 2'02" V: 1'23" VI:   VII:   VIII:   IX:   X: 1'08" XI:   XII:   XIII: 2'17"
印象はあまり強くないが、十分に楽しい演奏。
L. Shkirtil (MS), Y. Serov (Pf)
I:   II:   III:   IV:   V:   VI:   VII:   VIII:   IX: 1'54" X:   XI:   XII:   XIII:  
作品の魅力を素直に引き出した、好演。肩の力が抜けたさりげなさが良い。
A. Fiedler/Boston Pops Orchestra
I: 2'19" II: 1'35" III: 2'08" IV: 2'08" V: 1'22" VI: 1'03" VII: 0'57" VIII: 1'06" IX: 1'27" X: 1'05" XI: 1'59" XII: 0'49" XIII: 1'49"
いわゆる“ロシアの音”とは違うのだが、実にマイルドで豪華、しかもはちきれんばかりの明るさに満ちた名演。テンポも適切で、全てのリズムが生きている。安心して演奏に身をまかせることができる上に、聴いていると自然に微笑みがこぼれてくる。
N. Järvi/Gothenburg Symphony Orchestra
I: 2'30" II: 1'47" III: 2'20" IV: 1'54" V: 1'39" VI: 1'03" VII: 1'11" VIII: 1'11" IX: 1'45" X: 2'14" XI: 1'21" XII: 1'02" XIII: 1'48"
いかにもヤルヴィらしく、ソツなくまとめられた好演。曲の持つ雰囲気をよく捉えているが、今一つの踏み込みに欠けるのが残念。これを上品だと感じる人には受け入れやすい演奏だろう。無難な演奏である。
J. Mester/Louisville Orchestra
時間不詳
派手に訴えかけてくるような演奏ではないが、堅実にまとめあげられていて十分に作品の魅力を伝えてくれる。各曲の性格が似たものをまとめた独自の曲順も、解説書を読みながら聴いてみるとそれなりに意図がはっきりしていて面白い。
G. Rozhdestvensky/Moscow Philharmonic Orchestra
時間不詳
若きロジデーストヴェンスキイの魅力が存分に発揮された名演。響き、節回し、勢い、全てが理想的。歌に溺れることなく、早目のテンポで乾いた響きと引き締まった音楽に仕上げているのも、ショスタコーヴィチの初期作品に対する相性の良さを窺わせる。
E. Serov/Leningrad Chamber Orchestra
I: 2'40" II:   III: 2'14" IV: 1'43" V: 1'41" VI:   VII:   VIII:   IX: 1'44" X: 1'23" XI: 1'47" XII:   XIII: 2'12"
トランペットをはじめとする管楽器の音色が非常に良い。弱音部での弦楽器にやや物足りなさは残るが、全体としては理想的な仕上がりになっているといえるだろう。全編に漂う楽しい雰囲気も絶妙。
M. Elder/City of Birmingham Symphony Orchestra
Jig: 1'37" Finale: 1'29" 
コージンツェフが1954年に上演した「ハムレット」の舞台では作品58aの音楽が用いられたが、その時新たに付け加えられた2曲である。非常に珍しい録音だが、演奏は曲を知る目的においてはまったく不満はない。
A. Gerhardt (Vc), S. Osborne (Pf)
Jig: 1'41" Finale:   
楽しげな勢いに満ちた、爽快感のある演奏。
R. Hayroudinoff (Pf)
Jig: 1'26" Finale:   
印象はあまり強くないが、十分に楽しい演奏。

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劇音楽「人間喜劇」作品37

指揮者オーケストラ録音年レーベル番号備考評価
ALTSHULER, VladimirSt. Petersburg Symphony Orchestra1995ManchesterCDMAN129‘Waltz’ Only.****
ORBELIAN, ConstantineMoscow Chamber Orchestra1999DelosDE 3257‘Waltz’ Only.****
SEROV, EduardLeningrad Chamber Orchestra1984OlympiaOCD 194Melodiya-MCD 008(‘Gavotte’ only.), Melodiya-C 10 22365 004(LP)****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by Lev Solin.****
VIARDO, Vladimir (Pf)1984-6MelodiyaC10 28379 002LP, ‘Police March’ (No. 4).****

V. Altshuler/St. Petersburg Symphony Orchestra
March:   Gavotte:   The Panorama of Paris:   Police March:   Sarabande:   Waltz: 2'21" Bank of the Seine:  
ソツのない演奏で、楽しんで聴くことができる。血沸き肉踊るような乱舞ではなく、わりと上品な仕上がりなので、これといったインパクトには欠けるところで好き嫌いが分かれるだろう。
C. Orbelian/Moscow Chamber Orchestra
March:   Gavotte:   The Panorama of Paris:   Police March:   Sarabande:   Waltz: 2'33" Bank of the Seine:  
小編成のゆえに響きが薄く感じられるのが惜しいが、リラックスした愉悦感に満ちた演奏が楽しい。
E. Serov/Leningrad Chamber Orchestra
March: 2'12" Gavotte: 2'15" The Panorama of Paris: 2'31" Police March: 1'25" Sarabande:   Waltz:   Bank of the Seine: 3'46"
珍しい録音ではあるが、「バレエ組曲」などで聴くことのできる曲ばかりである。演奏はただ楽譜をなぞった域を出ず、それほど魅力にあふれているわけではない。資料的な価値しかない。
R. Hayroudinoff (Pf)
March: 2'17" Gavotte: 2'21" The Panorama of Paris: 1'28" Police March: 1'06" Sarabande: 1'32" Waltz: 3'27" Bank of the Seine:  
楽しい演奏。際立った個性が感じられるわけではないが、不満はない。
V. Viardo (Pf)
March:   Gavotte:   The Panorama of Paris:   Police March: 1'00" Sarabande:   Waltz:   Bank of the Seine:  
勢いのある楽しい演奏。

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劇音楽「スペインに敬礼」作品44

指揮者オーケストラ独唱者録音年レーベル番号備考評価
FITZ-GERALD, MarkPolish National Radio Symphony OrchestraKamil Barczewski (B), Camerata Silesia (Artistic Director: Anna Szostak)2008Naxos8.572138Arr. by Mark Fitz-Gerald.*****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by Lev Solin. ‘March’ and ‘Funeral march’.****

M. Fitz-Gerald/Polish National Radio Symphony Orchestra etc.
Total Time: 10'52" 
ここでは、フィッツ=ジェラルドが“Original Sources”からオーケストレイションしたものが演奏されているとのことだが、この“Original Sources”というのが少しややこしい。詳しくはCDの解説書に記載されているのだが、後年、他の映画音楽等に流用した楽曲が少なくないようで、それをここで演奏しているようなのだ。一体、何が“オリジナル”なのかは、現時点でははっきりと分からない。このような問題はあるものの、ショスタコーヴィチ初期の前衛色は影を潜め、中期に顕著な分かりやすく穏やかな音調の楽曲から構成されているのが面白い。演奏に不満は、全くない。
R. Hayroudinoff (Pf)
V (Funeral March): 3'01"
VII (March): 2'29" 
特に不満のない楽しい演奏だが、やはり資料的な価値の方が上回ると言えるだろう。

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劇音楽「リア王」作品58a

指揮者オーケストラ独唱者録音年レーベル番号備考評価
ABBADO, ClaudioBerliner PhilharmonikerZHIDKOVA, Elena (Ms), KOTSCHERGA, Anatoli (Br)2003Live SupremeLSU1061-2CD-R, Live(25 Apr.).*****
ELDER, MarkCity of Birmingham Symphony OrchestraROMANOVA, Nina (Ms), WILSON-JOHSON, David (Br)1994CALACACD1021
****
JORDANIA, VakhtangKBS Symphony Orchestra
1994Koch3-7247-2H1
***
JUROWSKI, MichailRundfunk Symphonie Orchester, BerlinZAREMBA, Jelena (Ms), SULEIMANOW, Stanislaw (B)1990Capriccio10 397delta-36 000(‘Song of Cordelia’)****
LEVIN, AnatolyOrchestra of the Moscow Chamber Music TheatreMOCHALOV, Alexei (B)1995Triton17 008
***
ROZHDESTVENSKY, GennadyUSSR Ministry of Culture Symphony OrchestraBURNASHEVA, N. (MS), NESTERENKO, Evgeni (B)1982MelodiyaSM-1607MT, ‘Cordelia's Ballad’ and ‘Clown's Songs’.
SEROV, EduardLeningrad Chamber OrchestraROMANOVA, Nina (Ms)1984MelodiyaMCD 182Melodiya-MCD 008(Fanfares only.), Melodiya-C 10 22365 004(LP), Manchester-CDMAN129*****
SEROV, Yuri (Pf)SHKIRTIL, Liudmila (MS), LUKONIN, Mikhail (Br)2002DelosDE 3309‘Cordelia's Ballad’ and ‘Fool's Songs’.****
SHENDEROVICH, Evgeni (Pf)NESTERENKO, Evgeni (B)1976VictorVICC-40082/83‘Cordelia's Ballad’ and ‘Clown's Songs’. Melodiya-C10-09225-26(LP)*****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by composer. Scene from Act III.****
VIARDO, Vladimir (Pf)1984-6MelodiyaC10 28379 002LP, Scene from Act III(No. 2).****

C. Abbado/Berliner Philharmoniker
Total Time: 70'55"
アバドのベルリンPO音楽監督退任特別コンサートのライヴ録音。コージンツェフの映画の抜粋を上映しつつ、それに合わせてオーケストラがショスタコーヴィチの音楽を演奏するという企画。劇音楽と、晩年に書いた同名の映画音楽とを組み合わせて70分強の作品に仕立てたもの。ベルリンPOの分厚く豪華な響きもあって、不思議と違和感なくまとまっている。演奏も、流麗さと壮大さが素晴らしく共存した立派なもの。ショスタコーヴィチが喜ぶかどうかはわからないが。
M. Elder/City of Birmingham Symphony Orchestra
1: 4'44" 2: 0'49" 3-12: 7'43" 13: 1'25" 14: 1'29" 15: 2'03" 16: 0'59"
17: 1'37" 18: 2'09" 19-23: 1'08"
全てのファンファーレも挿入した完全な形で収録されている。オーケストラの方は水準に達しているが、2人の歌手があまりに軽い。声に深みがないだけではなく、表現にも深みがない。
V. Jordania/KBS Symphony Orchestra
1: 4'08" 2: 1'08" 3-12: 7'56" 13: 1'18" 14: 1'24" 15: 1'29" 16: 0'58"
17: 1'25" 18: 1'45" 19: 0'25" 20: 0'17" 21: 0'15" 22: 0'19" 23: 0'10"
全てのファンファーレも挿入した完全な形で収録されている。ただし「コーデリアのバラード」と「10の道化の歌」は、適当な管楽器が代わりに旋律を演奏している。リズムがあまり良くないために、全体にどこか締まらない。オーケストラの響きも良くない。
M. Jurowski/Rundfunk Symphonie Orchester, Berlin
1: 4'39" 2: 0'48" 3-12: 8'54" 13: 1'45" 14: 1'47" 15: 1'53" 16: 1'17"
17: 2'04" 18: 1'31" 19: 0'22" 20: 0'17" 21: 0'09" 22: 0'12" 23: 0'15"
全てのファンファーレも挿入した完全な形での収録。歌手も含めてソツなくきれいにまとめられている。しかし、音楽が平板で何も訴えかけてこない。全体の響きも輝きに欠ける。かといって渋い味が出ているわけでもない。
A. Levin/Orchestra of the Moscow Chamber Music Theatre
1: 2'43" 2:   3-12: 9'30" 13:   14:   15:   16:  
17:   18:   19:   20:   21:   22:   23:  
「コーデリアのバラード」と「10の道化の歌」が収録されている。モチャローフはいかにも素人くさい歌い方で、評価できない。オーケストラも通り一辺の表現しかできていない。劇中で俳優によって歌われることを考えると、これが本来の姿なのかもしれないが…。
G. Rozhdestvensky/USSR Ministry of Culture Symphony Orchestra
時間不詳
E. Serov/Leningrad Chamber Orchestra
1: 4'40" 2: 0'50" 3-12:   13:   14: 1'15" 15: 2'02" 16:  
17: 1'22" 18: 1'35" 19-23: 1'19"
「10の道化の歌」以外の主要な曲が大体収録されている。順序は適当に並び替えられている。音色をはじめとした雰囲気は良いのだが、ピッチ等の技術的なほころびがやや気になる。「コーデリアのバラード」は、なかなか雰囲気のある歌唱で良い。
L. Shkirtil (MS), M. Lukonin (Br), Y. Serov (Pf)
1: 2'24" 2:   3-12: 9'40" 13:   14:   15:   16:  
17:   18:   19:   20:   21:   22:   23:  
肩の力が抜けた、良い意味での気楽さを失っていない佳演。声も歌い回しも洗練されていて、なかなか良い。
E. Nesterenko (B), E. Shenderovich (Pf)
1: 2'52" 2:   3-12: 8'44" 13:   14:   15:   16:  
17:   18:   19:   20:   21:   22:   23:  
ピアノ伴奏による「コーデリアのバラード」と「10の道化の歌」。ネステレーンコは声自体も含めて理想的な出来。シェンデロヴィチのピアノも素晴らしく、全く隙のない名演である。
R. Hayroudinoff (Pf)
1:   2:   3-12:   13:   14:   15:   16:  
17: 1'57" 18:   19:   20:   21:   22:   23:  
安定した演奏だが、今一つパッとしない。
V. Viardo (Pf)
1:   2:   3-12:   13:   14:   15: 2'07" 16:  
17:   18:   19:   20:   21:   22:   23:  
雰囲気の良い演奏。

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音楽舞踏劇「祖国」作品63

指揮者オーケストラ合唱録音年レーベル番号備考評価
RAYMOND, IniguezCalifornia State University, Los Angles Wind Ensemble1980SonySRCR 8911Live(26 Apr.), No. 3 Arr. by Iniguez Raymond, Titled ‘Folk Dances’.****
SHIOZAWA, YasuhikoTokyo Kosei Wind Orchestra1980SonySRCR 9891No. 3 Arr. by Erickson, Titled ‘Folk Dances’.****
TITOV, AlexanderSt. Petersburg Symphony OrchestraChamber Choir of Smolny Cathedral2009Northern FlowersNF/PMA 9976
****

I. Raymond/California State University, Los Angles Wind Ensemble
I:   II:   III: 3'06" IV:   
吹奏楽の世界での演奏頻度は高いが、オリジナルの形では全くといってよいほど取り上げられない曲。この演奏はアメリカ編成の吹奏楽団用の編曲者自身による日本でのライヴ録音。繰り返しのカットや細かいアンサンブルの乱れもあるが、このような曲を耳で聴くことのできる意義は大きい。
汐澤安彦/東京佼成ウインドオーケストラ
I:   II:   III: 4'09" IV:   
技術的には非常に高度に安定した立派なもの。スクール・バンドのお手本としては良い。しかし、曲が持っている躁病のような勢いや凄みは犠牲になっている。純粋に鑑賞するには物足りなさが残る。
A. Titov/St. Petersburg Symphony Orchestra etc.
I: 3'38" II: 1'43" III: 4'09" IV: 2'54" 
ジャバーエフの詩による「レニングラードよ、わたしはお前を誇りに思う」というモノローグ以外の4曲をまとめた組曲「レニングラード生まれ」が演奏されている。よく整った真摯な演奏で、楽曲の姿を知るには全く不足しない。ただ、この種の作品に伴う野卑ですらあるような土の香りには乏しいのが残念。特に合唱には、下品と紙一重の野性味が欲しいところ。

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音楽舞踏劇「ロシアの河」作品66

指揮者オーケストラ合唱録音年レーベル番号備考評価
TITOV, AlexanderSt. Petersburg Symphony OrchestraChamber Choir of Smolny Cathedral2009Northern FlowersNF/PMA 9976
****
HAYROUDINOFF, Rustem (Pf)2000ChandosCHAN 9907Arr. by V. Samarin. Football.****

A. Titov/St. Petersburg Symphony Orchestra etc.
I: 0'16" II: 2'26" III: 7'10" IV:   V: 2'32" 
全5曲中、紛失した第4曲「ワルツ」以外の4曲が演奏されている。よく整った真摯な演奏で、楽曲の姿を知るには全く不足しない。ただ、この種の作品に伴う野卑ですらあるような土の香りには乏しいのが残念。特に合唱には、下品と紙一重の野性味が欲しいところ。
R. Hayroudinoff (Pf)
I:   II: 2'21" III:   IV:   V:   
非常に珍しい作品の楽しい演奏。

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M.スヴェトローフによる2つの歌 作品72

演奏者録音年レーベル番号備考評価
EVTODIEVA, Victoria (S) & SEROV, Yuri (Pf)2002DelosDE 3313
*****
ALL-UNION RADIO SONG ENSEMBLE
MKD 5062-310" mono, No. 1 only.*****
BUNCHIKOV, Vladimir (T), Victor Knushevitsky/Orchestra1946Melodiya33D-15329-3010" mono, No. 1 only.*****
GERHARDT, Alban (Vc), OSBORNE, Steven (Pf)2005HyperionCDA67534No. 2 only. Arr. by S. Kalyanov.****

V. Evtodieva (S), Y. Serov (Pf)
I: 2'53"
II: 2'11" 
可憐な歌声が、メロディメーカーとしてのショスタコーヴィチの魅力を再認識させてくれる。「子守歌」の清らかさは格別。
All-Union Radio Song Ensemble
時間不詳
洗練とは程遠いものの、実に気持ちの良さそうな合唱に心奪われる。資料的側面も含めて、一聴の価値はあるだろう。
V. Bunchikov (T), V. Knushevitsky/Orchestra
時間不詳
恐らくオーケストラのアレンジにショスタコーヴィチ自身は関与していないように思うが、雰囲気満点の心踊る演奏である。
A. Gerhardt (Vc), S. Osborne (Pf)
I:  
II: 1'22" 
もう少し伸びやかな歌心が欲しいところではあるが、密やかな美しさの表現は優れている。

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Last Modified 2017.02.24

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