ショスタコを特別扱いしない本が出た!
余計な思い入れのない本が出た!
こんな本が40年前にあったなら・・・待てよ、有り得ないな。
ロシア人は日本人がとても好き。日本人は隣の大国を恐れすぎるような気がする。特に女性はきれいな人が多い国だが、最近はお寿司を食べるせいか、中年になってもあまり太らなくなっている・・・気がする。
ペテルブルグはなかなか文化の厚い素晴らしい街、あの町の申し子ショスタコーヴィッチがどこにも行こうとしなかったのも頷ける。
著者工藤さんは、あこがれそのものを自分の表現と幸福の元にすることに成功しているようだ。
日本ショスタコーヴィッチ協会会長 井上道義
この度、ショスタコーヴィチ生誕100年のアニヴァーサル・イヤーに、本を出版する運びとなりました。ショスタコーヴィチの全作品(初期の習作や未出版の編曲作品のごく一部をのぞく)について、その内容や成立背景について概説し、各曲の「推薦盤」を紹介する、私なりの「ショスタコーヴィチ入門」を目指しました。
拙い本ではありますが、一人でも多くの方々に目を通していただき、新たなショスタコーヴィチ・ファンが増えるきっかけになれば、幸甚です。
- 【目次】
- はじめに
- 1 ショスタコーヴィチをめぐる話題
- 1-1 家族
- 1-2 DSCH音型と引用
- 1-3 社会主義リアリズム
- 1-4 「プラウダ批判」
- 1-5 「ジダーノフ批判」
- 1-6 社会的立場
- 1-7 『ショスタコーヴィチの証言』
- 1-8 作風の変遷
- 2 作品解説と推薦盤
- 2-1 交響曲
- 2-2 管弦楽曲
- 2-3 協奏曲
- 2-4 室内楽曲
- 2-5 器楽曲
- 2-6 映画音楽
- 2-7 舞台音楽
- 2-8 バレエ音楽
- 2-9 歌劇
- 2-10 声楽曲
- 2-11 編曲作品
- 註
- おわりに
- 3 資料編
- 作品一覧
- ショスタコーヴィチ年譜
- 参考資料案内
- 人名索引
【紹介記事等】
- 閘門ブッコロリ(ピアニスト大井浩明氏のblog)
- クラシックジャーナル, 022, アルファベータ, pp.169〜170, 2006.
- intoxicate, Tower Records, 64, p.68, 2006(10/20).
- モーストリー・クラシック, p.115, 2006(12).
- 日本ムラヴィンスキー協会会報, 68, p.2, 2006(11/12).
- レコード芸術, 55(675), 音楽之友社, p.383, 2006(12).
- 音楽の友, 64(12), 音楽之友社, p.19, 2006(12).
- 音楽現代, 37(1), 芸術現代社, p.215, 2007(1).
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